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◎◎◎運命の方程式◎◎◎
第00020号

01/08/11
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運命には、パターンがあります。
生・老・病・死。
春・夏・秋・冬。

月は満ちては欠け、欠けては満ちる。
日は昇り、沈んで、また昇る。

物事は始まり、進み、終わり、そしてまた始まる。

単純なパターンが複雑に絡みあい、一寸先を闇にする。
方程式とも呼べないほど単純な式が、複雑に絡みあって、
予測困難な未来を紡ぎだす。

明日に向かって、足を踏み出す時、
私たちの足元は、常に暗く、危うい。

運命に打ち克つには、その性質をよく知るべきです。
足元を仄(ほの)かに照らす、運命の方程式を・・・。

by Iseki Masahiro


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○目次○

◎勢いと流れ
◎流れのツボ


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◎勢いと流れ◎

あるカップルから結婚の相談を受けたことがありました。

その女性は妊娠していて、男性のほうは、このまま流行の出来ちゃった婚とい
うことで結婚していまいたい考えでした。女性のほうは彼女の父親が強く反対
していて、結婚式が挙げられそうにないので、今回は堕胎して、もっと周囲か
ら祝福される状況を作ってから結婚したいという考えでした。

その女性の主張は、今回は子供を諦めて、彼氏が時間をかけて父親を説得して
いけば、きっと近い将来、父親も認めてくれて、はれて二人は周囲の祝福に包
まれて結婚出来るに違いないはず、というものでした。

一方彼氏の主張は、このまま出来ちゃった婚で押し切れば、妊娠から出産へと
向かう、その既成事実が事態を解決へと向かわせるだろう、というものでした


私も彼氏の読みに賛成でした。よく話を聞くと、彼女の父親はとても世間体を
気にするひとだというし、彼女が強く出産の意思を示せば、自分の娘が結婚式
も挙げずに結婚出産してしまうより、お腹が目立たないうちに結婚式を挙げさ
せるという選択肢に心が傾くタイプだと思いました。また、占いの結果も、そ
れを示唆していました。

彼女の父親も出産を断念させられなければ、もう流れを止められないことがよ
く判っていたからこそ、

「今回こどもを諦めてくれるなら、近い将来、彼氏のことを認めて正式に、盛
大に結婚式を挙げさせる。」

なんていう苦しい説得をしていたのだと思われました。

結局、彼女は父親の説得に屈し、出産を断念してしまいました。ふたりには愛
があるのだから、時期を待てばまたチャンスが来ると、彼女は考えていたので
すが、普通、チャンスは一度だけ、よほどの強運でないかぎり再びチャンスは
やって来ません。その後、ふたりの関係も終わってしまいました。

彼女は結婚式を挙げることに強いこだわりがあって、出産を断念する決断をし
たのですが、無理して勢いで押し切ってしまったほうが、かえって結婚式・結
婚・出産を手に入れることが出来たケースに思えたので、大変残念でした。

勢い・流れというのは、それが良い方向に向かっているとき、ツキと呼ばれ、
幸運と呼ばれます。悪い方向に向かっているときは、不運・不幸・不遇となり
、勢い・流れとは運そのものです。

彼女のように、結婚へと向かう流れを止めてしまった場合、もう一度その話に
流れが来ることは稀です。


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◎流れのツボ◎

勢いと流れは運そのものです。そしてその流れにはツボがあります。
今回のケースでは、彼女が出産を断念することが、結婚へと向かう流れを止め
るツボでした。そして、ピタリと流れを止めてしまったために、今回の話を見
送るだけのつもりが、彼氏との流れまでもが止まってしまいました。

もし不運なひとが、自分の不運な流れを止めようと思えば、それは可能です。
しかし、たいてい流れのツボは痛いところにあります。そのひとにとって、そ
れだけは出来ません、というこだわりの一点が流れのツボであることが多いで
す。彼女の場合、彼氏との幸せな結婚を実現するためのツボは、結婚式に対す
るこだわりをすてることだったのですが、彼女にとっては痛いところ。

昔、横山やすしという漫才の天才がいましたが、彼の晩年の破滅的な流れを止
める方法は、誰の目にも酒を控えることだったと思うのですが、彼にとってそ
れはとても出来ない相談、彼にとって一番痛いところだったんでしょう。

先天的な運勢も大切ですが、このような勢いと流れに対する感性も、同じ位か
それ以上に、重要なことだと思います。

勝負に強いひとは、絶対に勢いと流れには敏感です。
流れがどこにあるのか、どの位の勢いなのか、自分のまわりをよく考察する事
で、会得出来るようになるはずです。

「流れのツボは痛いところにある。」


それでは、また来週!


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マガジン名 運命の方程式
発行周期  週刊
発行者   井石 正浩(いせき まさひろ)
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